ウェルネス事業部によるブリーダー巡回2025年度上半期実績のご報告

Coo&RIKUでは、ワンちゃんやネコちゃんが健やかに育ち、飼い主様に安心してお迎えいただけるよう、日々の仕入れや管理体制を見直し続けています。

2024年1月〜12月の1年間では、307組のブリーダー様から41,380頭のワンちゃんネコちゃんを直接取引でお受入れしました。
「顔の見えるお取引」を積み重ねることで、全国各地の優良ブリーダー様と確かな信頼関係を築いています。


ペット流通の背景と私たちの考え

現在、多くのペットショップではペットパークからの仕入れを行う比率が多いと言われています。

Coo&RIKUでは、直接取引や自社グループでのブリーディングを増やすことで、少しでも多くのワンちゃんネコちゃんが優良な環境の下で育つよう努めています。

Coo&RIKU仕入れ比率の推移(2022年~2025年6月)

  • 2022年度まではペットパークからの仕入れ比率が高かったのに対し、2023年(9月時点)においては、ブリーダー様・自社グループのブリーディング施設からの引き取りの比率が半数以上を占める状態になっています。
  • 2025年上半期(1月~6月)では、自社ブリーディング44%・直接取引32%と、より健全な比率に改善されています。

ブリーダー様とのお取引基準

お取引数を「ただ数を増やす」ことは目的ではありません。
当社では、動物愛護法をはじめとした法令遵守はもちろん、動物の福祉に基づいた独自の評価基準を設けています。

  • 出産回数や交配年齢の管理
  • 生後56日以降の販売日齢の厳守
  • 飼育施設の広さや空調、衛生状態
  • ワクチン接種や寄生虫予防など健康管理
  • 遺伝子病検査の有無 など

これらを総合的に確認し、安心してお取引できるブリーダー様だけと関係を結ぶことを目的としております。


現場での巡回と改善活動

こうした基準を机上で終わらせないために、Coo&RIKUウェルネス事業部では全国のブリーダー施設を巡回しています。

実際に施設を訪れると、ゲージの広さ、清掃の状態、空調の適切さまで細かくチェックします。
もし問題点があれば改善をお願いし、当社の設定する優良ブリーダー様としての基準に満たない場合はお取引を停止する判断も行います。

2025年度ブリーダー施設巡回2025年度上半期実施件数実績

2025年度は1月から6月までに96件の施設を巡回し、残念ながら7件は当社基準を満たさず取引を停止いたしました。
それは決して簡単な判断ではありませんが、飼い主様と動物たちの安心のために必要な取り組みだと考えています。


これからも

Coo&RIKUは、ワンちゃんやネコちゃん、そして飼い主様の「幸せな出会い」を守るために、これからもブリーダー様との直接取引を大切にし、健全な流通の仕組みづくりに挑戦し続けてまいります。