※ハーフ犬=異なる純血種の両親をもつ子犬
2025年5月9日(金) より、全国の店舗にて取り扱うすべてのハーフ犬を対象とした、遺伝子病検査の実施を開始いたします。
これはペットショップとして業界初の試みであり、当社が掲げる「ペット社会から遺伝子病をゼロにする」という理念を具現化する、新たなステップです。
■ これまでの取り組み
当社ではペットの健康を第一に考え、2019年4月より純血種を対象に犬種、猫種ごとの遺伝子病検査を導入。
これまでに累計 243,192頭(2025年4月末時点) の検査を行ってきました。年間30,000頭を超える検査数は、ペット業界でも最大の規模です。
以下は、2025年4月末時点の検査実績をまとめたデータです。
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■ ハーフ犬の遺伝子検査を開始する背景
ハーフ犬は、複数の犬種の特性が組み合わさることで生まれる唯一無二の個性と高い人気を持つ一方で、遺伝的背景が複雑であるがゆえに、
潜在的な遺伝性疾患の特定が難しいという課題がありました。
私たちはこの見過ごされてきたリスクに真摯に向き合い、業界に先駆けてハーフ犬への遺伝子病検査を標準化。
目に見えない「健康上の不安」を科学の力で可視化し、お客様とペットの双方にとってより安心で信頼できる出会いの場を提供します。
■ 販売のその先にある責任を、業界に先駆けて
遺伝性疾患のリスクが確認された場合、当社はブリーダーへ速やかに結果を報告し、両親犬の検査と今後の交配停止を書面で要請。
さらに、該当ブリーダーとの取引停止や、すべての生体への検査義務化など、流通段階での再発防止策を講じています。
また、該当するワンちゃん・ネコちゃんについては、再販売を行わず、当社が責任を持って譲渡先を探す体制を整備しております。
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■ 業界をリードする企業であり続けるために
当社は、社会や法令の変化を常に先取りしながら、お客様の声や現場の課題に寄り添い、ペット業界をリードする企業として歩み続けてまいりました。
「命を扱う」という責任を胸に刻み、遺伝子病検査・ブリーダー連携・譲渡活動など、“命とその背景にある生活”まで見据えた包括的なサポート体制を構築してまいります。
■ ペット社会の“遺伝子病ゼロ”を目指して
Coo&RIKUは、今後も全てのワンちゃん・ネコちゃんの「今と未来の笑顔のために」ペット社会の未来を支える存在であり続けます。
お客様とブリーダー、そしてペットに関わるすべての人々をつなぐ健全な循環を築き、すべての命が尊重され、
人もペットも安心して暮らせる社会の実現に向けて、これからも一歩ずつ取り組んでまいります。