ペット先進国ドイツの動物保護事情

ペットの先進国であるドイツでは、民間が運営する動物保護施設「ティアハイム」があります。
ドイツ全土に500カ所以上ある施設の3ヵ所に訪問してきました。


すべての施設は事前予約が必要で、閉鎖的なイメージを受けました。
施設内を見ることは出来ませんでしたが、施設スタッフに保護の理由を聞いたところ、家族旅行で家を空ける際に路上に放置、金銭的に飼えなくなった、虐待での保護、などがあるようです。

施設のスタッフに多くを聞くことは出来ませんでしたが、一部の施設では獣医師と連携して
猫に避妊去勢をしてから 引渡しを実施しているようでした。その他、自身の犬・猫を何かしらの理由で飼えなくなり施設へ預けようとすると 費用が掛かるために、「拾って保護した」と理由を付けて持ってくる飼い主が多くいるように感じている。と話していました。
特徴的な設備としては、フードや缶詰などの寄付を集めるBOXやカード決済での募金システムがありました。


施設により、閉鎖的な感じがあり内部はクリアなイメージではありませんでした。
一部の施設では、1週間で3頭ほど里親が決まっていくようですが、それ以上に保護されてくる犬・猫が多いようです。
ドイツ(ヨーロッパ)は多くのペットショップで生体販売がされておらず、ブリーダーから譲り受けるとされていますが、これだけの犬・猫が保護・譲渡されている現状を考えると何処からこの子達はやってくるのだろうと 深く考えさせられました。